運用を進めていくと顧客や送信内容によって送信元を変えたいケースがしばしば発生します。
Salesforce標準のメールを使用している場合、送信元を変更するにはシステム管理者が設定を変更する必要があります。
流れ
Salesforceでの送信元追加は次の2ステップで完了します。1点だけ注意が必要ですが難しくはありません。
1.使用するアドレスをSalesforceに登録する
2.アドレスを承認する
順を追って説明しますのでDeveloper環境をお持ちであれば是非一緒に試してみてください。
テスト用の環境をお持ちでない場合は、過去の記事を参考にテスト環境を構築して試してみましょう。
アドレスを追加する
クイック検索ボックスに「組織」と入力し、「組織のアドレス」をクリックして表示された画面にある「追加」をクリックします。
アドレスを設定する
追加するメールアドレスを設定していきます。
・表示名
送信先で表示される名前（例：名前<アドレス>で表示される）
・メールアドレス
今回組織で使用するメールアドレス
・プロファイル
追加するアドレスを使用できるプロファイル
※複数選択可、WindowsはCtrlを押しながらクリックで複数選択
最後に保存をクリックして完了です。
アドレスを承認する
アドレスは追加しただけでは使用できません。必ず登録したメールアドレスで確認を行いましょう。
登録したメールアドレスに以下のメールが届いているはずです。メール内容に問題がなければリンクをクリックしましょう。
この画面が表示されれば完了です！
組織のメールアドレスにて検証済みとなっていればOKです。使用できるプロファイルを変更したい場合は編集も可能です。
アドレスを使用する
実際にレコードを開いてメール送信を確かめてみましょう。送信者のところに今回追加されたメールアドレスが追加されていますね。
以上が組織で使用するメールアドレスの追加方法です。実際の現場でも部署ごとにメールアドレスを分けるケースが発生すると思いますので、ぜひ活用してみてください。
なお、プロファイルではなくロールで分けたい場合には入力規則を併用することで実現できますので、そちらの記事も乞うご期待ください。
